東芝の洗濯機AW-70GF、脱水時の回転が止まらなくなった故障の原因はコレだった!



東芝の自動洗濯機の脱水の回転がいつまでも止まらない故障が発生した。

洗剤洗いの後、自動で排水し脱水がスタートするまではOK。

しかし、脱水回転が止まらないまま、すすぎ洗いの注水が始まり
水が貯まらないまますすぎが終わる感じで、すすぎができているのか疑問の状態だ。
(脱水中はフタが開けられないので音で判断するしかない)

最後の仕上げの脱水も、重たい水に濡れた洗濯物が入っているので
遠心力でずーっと回っている状態でなかなか止まらない。

洗濯機が壊れると困ったものである。
中途半端な洗濯なので、故障原因を調べる事にした。

その前に、ネットで検索してみると、同じような故障の記事があった。
同じ東芝製で、型番も似ている。
どうやら、脱水時の回転を強制的に止める箇所に異常があるようだ。

ひょっとして我が家の洗濯機も同じような故障なのだろうか?

洗濯機を横に倒して中を見てみた。

大きな水槽が宙ぶらりんの状態になるような吊り下げ構造になっている。
懐中電灯で照らしながら見てみると、
ネットの故障の写真とまったく同じで、
しかも、同じ箇所の同じ部品が折れている。

構造としては、鉄の板の輪が、脱水時の水槽の回転軸のドラムを
締め付けて、強制的に回転を止めるブレーキとなっているのだ。

自転車の後輪のドラムブレーキと同様の構造なのだ。

鉄の板の輪は、一方がボルトで留められていて、
ボルト締めの穴の空いた幅が狭くなっている箇所で折れている。

脱水停止の度に反対側を引っ張る仕組みのようなので、
ボルト穴で板が狭くなった箇所に負荷がかかり、
金属疲労による切断なのだろう。

ネットの記事の故障とまったく同じ部品の故障なので
製造不良、部品不良、設計不良なのかもしれない。

リコールとかないか、
サービスセンターに電話してみた。

型番からは同様な故障は記録されていないとの事だった。
本当なのか疑問だがそれ以上聞くのはやめた。

出張修理等にどれくらいかかるか聞いてみたが、
出張料と合わせて2万円近くかかるというし、
同じ故障に不信感が拭えないので、修理をするのはやめる事にした。

とりあえず、洗濯の方法を
注水しながらすすぎ洗濯をするモードに毎回設定すれば
使えるので、それで使う事にした。

折れた鉄の輪を接続する方法を考えるか、ちょうどいい鋼板があれば
自分で修理する事にする。
この箇所の分解はまだやっていないので、いい方法があれば分解してみる事にする。

この記事を読んだ人は下の記事も読んでいます

記事の内容はいかがだったでしょうか?

もしも当記事を読んで少しでも興味深く思われましたら、
以下のソーシャルメディアボタンで共有していただけると嬉しいです!

コメントを残す